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ビタミンDの効能

2021/10/10

久しぶりのブログです。
長い間、書けなくてすみませんでした。

現在、コロナウイルス感染症は減ってきてますが、これからは感染症が流行しやすくなる時期になるので油断せずに引き続き感染予防を続けましょう。

今日は、感染予防にとても大事なビタミンDのお話です。

ビタミンDはカルシウムの吸収を良くして骨を強くすることでは知られてますが、それ以外に重要な作用があります。

それは腸管免疫を上げてくれることです。腸の粘膜を丈夫にするためのたんぱく質を作るのに関与しています。
腸管免疫が上がることで感染症だけでなくアレルギーや様々な疾患の改善にも役立つのです。

ビタミンDの濃度を上げるためには日光に当たることも大事で、私は顔には日焼け止めを塗ってますが、敢えて腕には塗ってません。
自転車で健診などに出かけるときにわざと腕だけは日光を当てるようにしてます。15分程度のものなので。
ただ、顔に塗っているのもビタミンDの合成を阻害しない日焼け止めを塗ってますが普通の日焼け止めはビタミンDの合成を阻害するので塗りすぎには注意です。
これからの季節は日向ぼっこなどしやすい時期にもなりますね。

食材ではキノコにもビタミンD濃度が高いと言われてます。特にマイタケやキクラゲが高いと言われてます。
このようなキノコも日光浴させてあげるのです。そうするとビタミンDの濃度が上がります。
ちなみにシイタケの場合は干すときに傘の裏側に日光を当ててくださいね。
天気のいい時に干しておいて冷凍すれば保存にもいいし是非やってみてください。

魚の鮭にもビタミンDが多いと言われてます。
秋サケ、美味しい季節ですね。

秋サケのバター焼き、キノコソース添えなんてのはどうでしょうか。
バターにはビタミンDが入っているだけでなく感染予防に有効なビタミンAが入ってますので感染予防にはいいですね。
発酵バターであれば乳酸菌も入っているので腸にもいいし蛋白成分であるカゼインの量も少ないし。
ただし、とりすぎないでね。

勿論、それだけでは濃度は上がらないのでビタミンDのサプリメントもお勧めです。
(お薬を飲まれてる方は主治医の先生に相談してください)