はるなクリニックブログバイオメディカル基礎講座

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バイオメディカル基礎講座

2017/10/14

先週は真夏日だったのに最近は朝晩寒くなってきましたね。

皆様お変わりありませんか?

10月の連休は私が自費診療でしているバイオメディカル(分子整合栄養医学)の基礎セミナーに講師として参加してきました。

沢山の医師と歯科医師の先生たちが解析方法を学ぶために遠方から来られました。

私もこの機会に資料を作りながら改めて勉強になりました。学生のころより医師になってからの方がずっと勉強している気がします(笑)

バイオメディカルは血液検査、毛髪検査や尿検査、便検査などで体に蓄積している有害金属やミトコンドリアの機能、ビタミンミネラルバランスなどをみて、その人の体の状態を読み取ります。そして、症状に応じてサプリメントなどを使用して治療を行います。検査は主に海外に提出いたします。

今回はその検査の見方のセミナーでした。

この治療は個々のケースによって対応は様々で、人によっては時間もある程度かかりますが、これで救われてる方も多いです。というのも西洋医学では検査で異常なく原因がわからないので治療できない方が起こられることが多いので。勿論、癌のように疾患を持たれているかたの補助治療として使うこともありますが。

症状にお困りで当クリニックを訪れる患者さんの中には、他のところでは検査で異常ないので気のせいとか異常ないので問題ないとか言われ、症状改善なく困って当院に来られる患者さんが何人もおられます。あそこでは何とかしてくれると(笑)

症状はあるのに異常ないというのは、西洋医学的なアプローチでは異常ないということで原因がわからないということです。

西洋医学は対症療法の治療なので検査で異常がなければ治療はできません。

でも、症状はあるので体の中では何かが起こっているはずです。

人の体は西洋医学的なアプローチだけでは診れないことがたくさんあります。

西洋医学的にみるか、東洋医学的に体の巡りを診ていくのか、分子栄養学的に体の細胞レベルでどのようなことが起こっているのかというように多方面で診ていくことが必要と思われます。

当院では、その患者さんに合わせて西洋医学的アプローチをするのか、東洋医学的アプローチをするのか決めます。

分子栄養学は自費になるのでこれに関しては希望される方にのみ行いますが、どうしても良くならないときはお勧めすることもたまにあります。

一般のクリニックでは行ってない検査、どんな検査かは、また機会を見てご紹介しますね。

10月16日からはインフルエンザの予防接種も開始します。予防接種以外での予防法の提案もしておりますので、ホームページ掲示板も見てくださいね。

 

春名令子